事実と反することを書くのはいかがなものか

wantonさんのブログにコメントしたが、承認されなかったので、ここに記す。

 

1. 2018年9月6日に発生した北海道地震の震央が、陸上自衛隊安平駐屯地に位置しているとwanton氏が主張している件について

今回の地震の震央は陸上自衛隊安平駐屯地に位置していませんので、上記記述は事実と反します。

震央は、以下気象庁のデーターベース(http://www.data.jma.go.jp/svd/eqdb/data/shindo/index.php)より、北緯42度41.4分、統計142度0.4分に位置している。

 

その場所を地図で示すと地図上の赤い印の場所。安平駐屯地は以下画像中の左上、安平駅近くであり、25km程離れている。したがって、今回の地震の震央が陸上自衛隊安平駐屯地に位置しているというwanton氏の主張は事実に反する。

 

 

2. 地震の発生した日時2018年9月6日3時08分が、カバラ変換を行うと意味のある数字になるからこれはイルミナティの仕業だと主張している件について

まずカバラ変換について。これは日時のうち、どこを整数部ととるかによって導き出される数字が変わり、また、日時のどの部分を整数ととるかについては決まりはなく、計算を行うものの恣意性に依存するため、こじつけようと思えばかなりの蓋然性で意味のある数字を導くことができる。

また、この世はイルミナティという組織だけが悪の組織としてこの世を牛耳っているなどという単純な構造世界ではなく、色々な無数の雑多な組織や個人が、自らの利益を戦わせあってできている複雑なものである。(当たり前ですが・・・)

したがって、人工地震の技術がこの世に存在するのは事実だが、だからといってそれをカバラ変換の結果なんぞを持ち出して、イルミナティの仕業だと主張するのは、あまりにも根拠が薄弱であると言わざるを得ない。

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