今日の出来事〜共産党に殺されかけた

秋の昼、共産党の車がこちらに向かってくるのが、車から20メートル程手前にいた私は気付き、すぐにマンションの踊り場に避難した。「私は車道よりも手前にいる」と頭の中で安全を確認したと同時に、その選挙カーは私の目の前を通り過ぎた。車のたてた風が私を撫でた。

 

私にとってそれはハラハラする出来事であったが、まだ身の安全がある程度は確かめられた余裕もあったことから、「共産党に殺されかけた」というフレーズを思いつき、すこし面白がった。

 

高円寺駅の南口では、政治団体のような輩が、「安倍たおせ」とか「築地移転反対の小池をおろせ」だとか書いてある横断幕を広げて、誰にも届かない言葉を含んだ雑音をスピーカーで撒き散らしていた。

 

渋谷駅で京王井の頭線に乗るためには、地下鉄渋谷駅の5番出口から一旦外に出なければならない。そして、すぐ目の前にある渋谷マークシティという建物内に入り、エスカレーターで、上階に上がると京王井の頭線の改札口である。

エスカレーター前は、中国人やらゴミ袋みたいな服を着た乞食やらでごった返しており、そこを通るためには意を決しなければならない。さらに看板片手にティッシュ配りをしている、コンタクトのアイシティのバイトがエスカレーター前にいて、混雑を助長している。

看板が頭や顔に落ちてくるのではないかという不安があり、蠢く人の渦にぶつかるのではないかという不安があり、何者かが暴力を振るってくるのではないかという不安があり、どうしてもなかなかエスカレーターには乗れず、いよいよ意を決して乗ったにしても、多くの得体の知れない人の私をみる眼差しとか、コンタクトのアイシティの看板とか、向かいの降りてくる方のエスカレーターに乗っている50代くらいのおばさんの、頭突きの振りのような奇怪な動作とかが、私を苦しめる。そして目的地についても、そして帰ってからも、その不安はずっと尾をひく。だから、コンタクトのアイシティにはとても腹が立つ。今度、苦情のメールを送ってやろうと思う。

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