妖怪ウォッチを企画した人たちがこのブログを検索結果に表示されないようにした。

以前、妖怪ウォッチが悪魔崇拝への布石であるという内容の記事を書いた。

Googleで妖怪ウォッチ ゴミ で検索すると、8番目にその記事が表示されていたのだが、いまとなっては表示されなくなっている。妖怪ウォッチ 悪魔崇拝で検索しても引っかからない。何らかの力が働いたと思われる。インターネットは自由な議論のできる空間であるということは、幻想である。緻密に統制、管理された、大衆プロパガンダの道具であると言った方が事実に近い。
私は身をもって体験した。インターネットで情報を収集しようとしても、不都合な情報は排除される傾向にある。テレビなどのマスメディアによって報道される情報に偏向がかかっているのは周知のことがらであるが、だからと言ってインターネットこそそんな正しくない状況を打破する端緒となる、と考えるのは短絡的である。インターネットという閉鎖的な空間こそ情報を容易に統制できる空間であることは常に意識しておいた方が良い。元々インターネットはアメリカ国防総省が開発した軍のネットワークを一般向けに開放したのがはじまりである。
満員電車の中で人々がスマートフォンで何をしているかをよくよく観察してみると面白い。動画を見ているか、パズドラ等のゲームに興じているか、2ちゃんねるのまとめサイトを見ているか、スマートニュースやグノシーやAntena等のアプリで情報を収集しているかのどれかに大別されることがわかる。人々はテレビを見なくなり、接する情報の内容は多様化したように思われるかも知れないが、私はそんなことはないと思う。現在でも、人々が接している情報は一様である。みんな一様なアプリから、一様なまとめサイトから、情報を得ているのだとしたら、さらに、インターネットの情報は容易に統制可能であることを鑑みれば、現在でも人々は一様な価値観を共有し、しかもその価値観や考え方は人々各々が自分の頭で独自に考えたものではなく操作された結果であるということが言えるのではないか。私はインターネットによって世界が正しい方向に変わるとは今の所思えない。この記事もおそらく検索結果から排除されるであろう。
ただ、ロシアのプーチン大統領はロシア独自のインターネットを構築することを検討しているらしい。彼の行動がこの歪んだ世界が、変わり始める契機となることを望んでいる。

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